ラリージャパン2007観戦記 Extra Stage Part1

 帯広から西北西へ80kmほど離れた町、幾寅。この町の駅前にある宿なんぷていで朝を向かえました。起床後、朝食まで時間があったので、幾寅駅まで散歩する事にしました。5分も歩かないうちに、駅前に到着。

…幌舞駅? いえいえ、ここは間違いなく幾寅駅です。映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地でもある、ここ幾寅駅は、作品中で「幌舞」駅として登場し、映画の上映が終わっても、当時のままの姿でたたずんでいました。他にはこんなセットがありました。

これらのセット達は、当時まま残されているようです。無人駅という事もあり、せっかく来たので、駅のホームへ行ってみる事にしました。

ホームに出て右。奥にトンネルが見えます。真正面の山はすっかり紅葉していますね。左手の斜面は、冬はスキー客で賑わうのでしょうか。ここで視点を反対方向へ。

ホームに出て左。実に奥行きのある風景です。ここで前へ進むと、こんな感じになります。

今度はここで反対方向に目を向けると…

駅のホームがいい感じです。奥行き万歳ですね。最後に、ホームの方から駅舎を撮ってみました。

…こんな感じです。ここでも「幌舞」が前面に押し出されています。

 すっかり幌舞駅を堪能した一行は宿に戻り、いざ朝食。夕食に比べると地味でしたが、ここで出された鯖の切り身(味噌焼きだったかな?)が旨かったです。鯖は独特の臭いがあるから苦手なんですが、あの嫌な臭いが微塵もしなかったのが良かったのかな。食事は熊笹茶で〆ました。

 朝食で満足した一行は宿を後にし、3年前にも訪れたワイン工房やチーズ工房へ行く事にしました。その後の運命も知らずに……